土浦市/大岩田小学校

みんなで創る楽しい学校 特別活動を通じてたくさんの学びを
土浦市立大岩田小学校では、主体性を育むことを目指して特別活動に力を入れている。委員会活動をはじめ、運動会といった学校行事や月に一度の縦割り班活動「なかよしタイム」など、さまざまな活動を通じて子どもたちはいきいきと成長する。上級生は自分の役割に気付いて行動することで自己有用感を知り、下級生はその姿にあこがれて未来のお手本にする。こうして、児童主体の学校づくりが進められていく。
さかんな委員会活動で児童主体の学校づくり
木のぬくもりに包まれた同小の校舎内には、いたるところに手づくりのポスターがはられている。「きれいに使おう」「元気にあいさつしよう」など、みんなが学校生活を気持ちよく送るためのマナーやルールを示したものだ。代表委員によるあいさつ運動や学校行事の企画(きかく)運営をはじめ、各委員が「自分たちの学校をより良くしよう」と積極的に活動し、呼びかけることで学校全体に前向きな空気がうまれていく。
思いやりの気持ちも次の学年へ受けつぐ
活動を通じて自分たちの行動の成果が認められることは、自己有用感や自信の高まりにつながる。「上級生が下級生を気づかう様子など、ふだんの行動にも成長を感じられる。思いやりや協調性など、特別活動を通じて教科学習では得られない学びを得てほしい」と教務主任は話す。
先日開かれたマナーアップ集会でも、戦隊ヒーロー風の劇によって下級生にも楽しく分かりやすくマナーアップやいじめ防止を呼びかけたり、言われてうれしい言葉といやな言葉をランキング形式で発表したり、代表委員が中心となって工夫をこらした。学校生活のさまざまな場面で活やくする5・6年生の姿が4年生に受けつがれ、「来年は自分たちがこうする」と明確な見通しをもてることで児童主体の活動は年々活発になっていく。
たくさんのかかわりが豊かな成長を支える
金管バンドの活やくでも知られる同小では、地域の人も招いてグリーンコンサートを開くなど地域とのあたたかな関係も大切にしている。昨年は、市社会福祉協議会の呼びかけに応じてひとり暮らしの高齢(こうれい)者との交流会・会食会を行い、レクリエーションを楽しんだりいっしょに給食を食べたりと和やかな時間を過ごした。
「元教員の地域の方が学習ボランティアとして授業をサポートしてくれるなど、地域の力も心強い。児童主体の活動を大切にしながら地域とのつながりも深め、やさしさや学びがいっぱいの学校づくりを続けていきたい」と教務主任。子どもたちの成長と幸せを心から願う教職員や地域の大人たちに見守られ、岩小っ子の笑顔はますますかがやいていく。

