昔の道具「豆腐(とうふ)屋さんのラッパ」

みなさんの家ではふだん豆腐をどこで買っていますか?今はスーパーマーケットなどのお店だと思います。  昔は豆腐屋さんの店先で売るほかに、「行商」といって、お店の人が自転車などに豆腐を積んで売っていました。豆腐屋さんは写真のようにラッパをふき鳴らして、人々に自分が来たことを知らせます。すると人々は家から出てきて豆腐を買いました。ラッパは軽く息をふきこむだけで、大きな音が鳴るようにできているので、遠くまで聞こえました。今から60年くらい前まで、このような行商が行われていました。

写真上)蓑

写真下)笠

協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館