星の世界「火星観察のチャンス到来!」

国立天文台

2月1日は、火星が最も地球に接近するので、火星観察のチャンスです。

地球と火星は、約2年2か月ごとに接近します。それは、地球が、約365日かけて太陽の周りを1周する一方で、地球の外側をまわる火星は、約687日かけて、太陽の周りを1周するからです。火星が太陽の周りを1周する間に、地球は約2周しています。 12月の火星は、日の入り後、東からのぼり、明け方に西にしずむので、一晩中観察できます。また、火星の明るさは、マイナス2等級となり、とても目立ちます。赤く輝(かがや)く火星を観察してみましょう。

協力:つくばエキスポセンター