取手市/六郷小学校

六郷小

みんな仲良しの小規模校 地域と共に祝う創立150周年

全学年が単学級の取手市立六郷小学校。アットホームなふん囲気が特色の小規模校で、「自ら考え、判断し、主体的に実践(じっせん)できる心豊かな児童の育成」を目指している。2022年、創立150周年をむかえた伝統ある小学校で、地域とのかかわりも深い。5月には4年ぶりに地域と合同の運動会も予定していて、その際に、地域の人たちと共に150周年を祝う予定だ。

そうじや遊びで異学年交流を図る

 六郷小では児童数が少なく交友関係が限られてしまうため、なるべく多くの子どもたちとふれ合うことができるよう、縦割り班活動に力を入れ異学年交流を図っている。例年、新学期が始まり、5月の運動会が終わった後から縦割り班の活動を始める。10班の縦割り班をつくり6年生を中心に活動するが、人数が少ないため同じ班にいる同学年は1~2人。心細い低学年を、上級生がしっかりサポートして活動している。

 そうじの時間である「ピカピカタイム」は縦割り班活動の一つ。1か月ごとにそうじ場所をローテーションしながら1年を通して縦割り班で行い、各そうじ場所で高学年が低学年にそうじの仕方を教えている。高学年と低学年がペアになり、ほうきの使い方、ぞうきんのしぼり方、洗面所の洗い方など、低学年は高学年から学んでいく。教えることで、高学年も自覚をもってしっかりとそうじに取り組み、小さい子に対する思いやりの心も育んでいる。

 また月に1回程度行っている「ふれあいタイム」は子どもたちがとても楽しみにしている時間。40分のロング昼休みに校庭でおにごっこや大なわとび、ドッジボールなどをして縦割り班で遊ぶ。遊びの内容は6年生が中心となって1年生もできる遊びを考え、年間計画を立てている。コロナ禍(か)でしばらくできなかったが、2022年度から再開し、子どもたちは元気に活動している。

全校児童で協力して6年生を送る会

 3月には全校児童がそろって「6年生を送る会」が開かれた。5年生が中心となって企画(きかく)運営し、1年生から4年生は会場のかざりつけをしたり、手作りのプレゼントをおくったりして卒業する6年生を祝った。5年生は練習を重ね、ピアニカ、木琴(もっきん)、打楽器などを使って『威風堂々』を合奏。6年生に関するクイズなども行って、大いに盛り上がった。人数が少ないからこそ、一人ひとりがしっかり役割をもって臨み、下級生たちのお手本となり、心に残る温かな会となった。

地域との合同運動会で共に祝う創立記念日

 今年5月に第150回創立記念日をむかえる六郷小。5月に行う運動会では、4年ぶりに地域との合同運動会を開催(かいさい)する予定だ。子どもたちはもちろん地域の人も参加する恒例(こうれい)のパン取り競争も行われる予定で、今からみんな楽しみにしている。運動会の昼休みには地域の人も交えてドローンを使って航空写真も撮影(さつえい)し、地域みんなで150周年を祝うつもりだ。

 「人数が少ないため、先生と子どもが十分にかかわることができるのが本校の良いところ」と話す教頭。だれもが顔見知りのアットホームなふん囲気を大切にしつつ、異学年交流や地域との活動など、子どもたちがより多くの人とふれ合える機会を増やし、笑顔があふれる学校にしたいと考えている。