守谷市/松ケ丘小学校

子どもが主役の学校行事 運動会や松ケ丘まつりで笑顔あふれる
守谷市立松ケ丘小学校では、「自ら学ぶ子、心豊かな子、たくましい子の育成」を目標に、教育活動を行っている。子どもが主役の学校行事では、子どもたちが主体的に取り組み、自ら進んで行動し、運動会や松ケ丘まつりを成功させた。中心となって活動してきた6年生を下級生たちはお手本にし、先生たちはたのもしく見守っている。
運動会での白熱した応援合戦
昨年の10月12日(土)に開かれた運動会。コロナ禍(か)では学年ごとに行ったり、保護者の参観を制限したりしていたが、5年ぶりに全校児童でいっせいに行い、大いに盛り上がった。
今年度復活したのが応援(おうえん)合戦。赤組、白組、それぞれ5、6年生の有志20人ほどが参加し、大きな声でエールを交かんした。子どもたちは昼休みを使って応援の練習にはげみ、本番では堂々とした姿を披露(ひろう)。低学年の子どもたちも、立派なお兄さんお姉さんの姿を見て、一生けん命声援を送っていた。5、6年生は運動会の係活動にも自ら進んで取り組み、しん判や招集、準備、保健などの担当をスムーズにこなし、たのもしい姿を見せてくれた。
みんなでアイデアを出しあった松ケ丘まつり
11月8日(金)には、こう例の松ケ丘まつりが行われた。第一部の学年発表では、1年生が「サラダでげんき」の音読劇、2年生は「ハローワールド」をテーマに歌やダンス、リズム打ちを披露。3年生はリコーダーやボディパーカッション、4年生は茨城県に関するクイズや県民の歌、イバラキダンス、5年生はソーラン節、6年生は創作ダンスや合唱など、それぞれ趣向(しゅこう)をこらした内容で、保護者が見守る中、子どもたちは元気いっぱいに表現した。
午後の第二部は、PTAが用意してくれた「遊びコーナー」。子どもたちは、輪投げやスーパーボールすくい、ダーツなど、たくさんのブースを思い思いに回って楽しい時間を過ごした。子どもたちや保護者からは「楽しかった」「やってよかった」という声が多く聞かれ、笑顔あふれる一日となった。
主体的に取り組むあいさつ運動
子どもたちが主体的に取り組んでいる活動に「あいさつ運動」がある。毎朝、児童委員の5・6年生が昇降(しょうこう)口に立ち、プレートを持って、登校してくる子どもたちに元気にあいさつをしている。5月と11月には、けやき台中学校の生徒とも合同で行った。
学校生活の中心となって積極的に活動している高学年の子どもたちを教務主任の先生は、「自分たちで考え、主体的に動き、低学年のお手本になっている」とたのもしく見守っている。