日本の野鳥/初夏の田んぼに「シラサギのむれ」

 田んぼは、ツバメやカルガモ、タマシギなどいろいろな鳥たちがエサをとったり、巣を作ったりする大切な環境(かんきょう)です。なかでもサギのなかまは、カエルやドジョウ、ザリガニ、トンボなどのエサをとるために、田んぼをよく利用します。写真に写っているのは、いちばん体の大きいのがダイサギ、くちばしの黒いチュウサギ、あたまがオレンジ色をしたアマサギの3種類。初夏の田んぼにいくと、いろんな種類のシラサギが一度に見られて、ちょっと得した気分になります。

協力/雪入ふれあいの里公園