母国語の学習成果披露/茨城YMCA

 日本に住むモンゴル人児童のためのモンゴル語補習教室「モンゴルこどものオルドン」の修了式が6月28日(土)、つくば国際会議場(つくば市竹園)で開かれた。同教室はモンゴルにルーツを持つ子どもたちが母国の言葉や文化を学び、仲間同士つながる居場所をつくろうと、2022年から茨城YMCAで開講されている。この日、小学生の子どもたちが学んだモンゴル語の文字の読み方や、モンゴルの歌や詩を披露(ひろう)すると、保護者から大きなはく手が送られた。あいさつに立ったつくば市副市長は「取り組みの発展を期待したい」と述べ、同教室代表は「子どもたちがモンゴル語で発表する姿がうれしかった」と話した。