守谷市/御所ケ丘小学校

台湾の小学生と英語で交流 伝わる喜びを実感する英語学習
英語教育に積極的に取り組む守谷市立御所ケ丘小学校で、昨年の6月と12月に台湾の小学校とオンラインで結び、交流授業が行われた。大画面のモニターで全員で交流したり、タブレットを使ってグループで好きなおかしやアニメなどについて質問し合ったりした。なかなか聞き取れずに苦労する場面もあったが、それでもねばり強く一生けん命コミュニケーションを取ろうとする子どもたちの姿が見られた。
6月と12月に台湾の小学生と交流
同小では1年生から週1時間の英語学習に取り組み、3年生からは専科の先生とALTの先生がペアで英語の授業を担当している。授業は、英語学習専用のアクティブルームで行われ、5・6年生は年に3回、外国人の英語講師からオンラインで個別にレッスンを受けるなど、積極的に英語学習に取り組んでいる。
ふだんの学習の成果を試し、英語でコミュニケーションが取れた喜びを実感できる機会を設けようと行ったのが台湾の小学校との交流授業。オンラインで結び、6年生が英語でやりとりをした。 6月の授業では、同小の子どもたちが好きなおかしの写真を画面共有しながら、好きな理由を英語で紹介(しょうかい)。台湾の子どもたちは栄養バランスのとれたお弁当を英語で紹介し、「どの炭水化物が好き?」と質問され、「Rice」「Noodle」「Bread」などと答えながら楽しく交流した。さらに12月の授業では、クラス全体でおたがいの学校や行事を紹介した後、グループごとに将来の夢や、将来就きたい職業などを伝え合った。
伝わる喜びを知り伝わる話し方を学ぶ
子どもたちからは「話が通じてうれしかった。今まで習った表現を応用することができた」「日本でも台湾でも好きな物がほぼ同じだとわかった」など、伝わった喜びや相手のことを知れた楽しさが聞かれた。一方で、「もっと英語を勉強して、質問に答えられるようになりたい」「相手の話にもう少しリアクションをすればよかった」「発表するときにもっとジェスチャーを入れればよかった」などとふり返った児童も多かった。
うまくいかない経験を学習意欲につなげる
交流授業では、中国語の子どもたちの名前が聞き取れずに何度も聞き直したり、はずかしさのために声が小さくなってしまったり、言いたいことが伝わらずもどかしさを感じたりする場面なども見られたが、「うまくいかなかった経験やくやしい思いが学習意欲につながる。どうすれば相手に伝わるか、コミュニケーション術も英語を通じて身につけてほしい」と校長は期待する。 「英語は世界とつながる窓口」と強調する校長。台湾と交流した際も、子どもたちは台湾に関心をもち、台湾を身近に感じることができた。英語から世界に目を向け、自分の可能性や将来の選たくのはばを広げてほしいと願っている。


