10回目をむかえた「チャリティーラン」/茨城YMCA

 

 障害のある子どもたちへの支えんを呼びかける「茨城YMCAインターナショナル・チャリティーラン2024」が11月23日(土)、つくば市二の宮の洞峰公園で開かれた。秋晴れの中、4歳(さい)から70代までの約130人が公園内のコースを駆け抜けた。
 2012年から始まり、今年で10回目。参加費や寄付金は障がい児の自立支えん活動にあてられる。
 レースは4人一組でタスキをつなぐ駅伝スタイルで、事前に申告したタイムの近さを競う。「がんばれ!」と家族やチームメイトからかけ声がかかる中、参加者は1人1・5キロを元気よく走ってタスキをつないだ。
 つくば市立みどりの学園義務教育学校3年の児童は「(申告タイムに近づけようと)早すぎずおそすぎずのペースで走った。運動することが好きなので楽しかった」と話し、つくば市立吾妻小5年の児童は「しんどかったけど走り終わったら達成感があった」とふり返った。
 同YMCA総主事は「コロナ禍(か)で中断したこともあったが、障害を持つ子どもたちや支えん団体の参加も増え、いろんな市民団体が協賛してくれるようになった。つくばの秋の風物詩にとして定着してきたようでうれしい」と話していた。