取手市/宮和田小学校

さまざまな体験を通して育む目標を持ってチャレンジできる子

  「一人ひとりが目標を持ち、チャレンジできる子を育てる」を教育目標にかかげる取手市立宮和田小学校では、実体験を大切にし、外部講師から学んだり、体験学習を行ったりしている。またPTAや地域の人たちも協力的で、子どもたちのためにとさまざまな行事を企画(きかく)。子どもたちは多くの人に支えられ、楽しく充実(じゅうじつ)した学校生活を送っている。

総合的な学習で市議会議員と交流

 さまざまな学習でゲストティーチャーを招いて、多くの人から学ぶ機会を設けている同小。6年生の「めざせ!取手市の人口9万人キープ」をテーマとした総合的な学習では、取手市を住みよい街にするためにできる活動を考え、7月に市議会議員を学校に招いてアドバイスをもらった。10月には再度来校してもらい、前回のアドバイスをもとにグループで調べてきた内容を報告。さらに助言をもらい、2月には最終提案として学年でプレゼンテーションをし、児童からの案はすべて市議会に提案する予定だ。また福祉について探究する3年生は、ゲストティーチャーから点字を学ぶ体験を行った。
 「実物を見たり経験したりする学習から、自ら考え、行動して、問題を解決する力をつけてほしい」と話す校長。実体験をともなうことで学習したことがしっかり身につき、子どもたちの生きる力につながっていくと考え、体験学習を大切にしている。

「命の授業」で学ぶおたがいを尊重する心

 性教育授業である「命の授業」は、今年度は全学年で実施(じっし)。助産師で大学講師でもある先生を招いて、学年に応じた学習を行った。低学年では命の大切さについて学び、赤ちゃんの人形を抱いて命の重みを感じて自分たちが大切に育てられてきたことに感謝し、高学年は二次性ちょうや自分を大切にすることなどの話に熱心に耳をかたむけた。
 命を大事にするということは、自分も仲間も大事にするということ。「心の持ち方や思いやり、おたがいに尊重し合うことを知ってほしい」と校長は期待を寄せる。

PTAや地域によるお楽しみのイベント

 PTA活動が活発な同小では、11月にPTA主催(しゅさい)で「宮小ふれあいまつり」を開催。地域の人も協力してくれて、射的や魚つり、ストラックアウトなどいくつものゲームを用意し、子どもたちはグループごとにブースを回って楽しんだ。また夏休みには保護者などの有志による「おやじの会」が学校を会場に「宮小おばけ屋敷」を開催。夜の体育館や校舎で、スリリングな体験を楽しんだ。
同小では、さまざまな体験や学習を通して興味関心のはばを広げ、がんばる気持ちを育み、「目標を持ってチャレンジできる子」を育てている。