牛久市/牛久第二小学校

オンラインで世界同時授業 国内外の子どもたちと交流する

 令和9年度、創立50周年をむかえる牛久市立牛久第二小学校は、地域とのつながりが深く、地域の人が協力し、支えてくれる。子どもたちは自分たちも地域の一員であるという意識を持ち、総合的な学習では3~6年生が地域について学んでいる。6年生は、住みよい街づくりについて探究し、昨年12月5日(金)にオンラインで行われた「世界同時授業」で国内外の子どもたちに学習成果を発表した。

世界同時授業で交流世界を身近に感じる
 9か国7都道府県の19校が参加して行われた世界同時授業。海外の日本人学校などに勤務した経験がある先生たちが中心となり、国内外の学校を結んで行っているSDGsをテーマとした学習発表会で、今回で7回目になる。子どもたちは研究成果をまとめた動画をインターネット上で共有し、参加校は事前にそれを視聴(しちょう)。当日は4~5校ずつのグループに分かれて質問をしたり、感想を述べあったりした。
 参加した6年生は、自分たちが住む牛久市について調べた。市のみ力や、よりよい街づくりの実現に向けての市の取り組みを学び、一人ひとりができることやSDGsに関して実践(じっせん)していきたいことなどを動画にまとめた。
 当日は宮城や京都の小・中学校、シドニー、ハノイの日本人学校とオンラインでつないで意見交かんをした。自分たちでは考えつかないような視点からの質問や意見などもあり、学習をふり返って改めて人を呼びこめる街づくりについて考える機会となった。また日本のほかの地域や海外からの発表は興味深く、その地域の様子や暮らしが身近に感じられる内容に熱心に耳をかたむけた。
 今回は、同小がファシリテーターの役割も担っていたため、子どもたちからは「大変だったが、多くの人とかかわれて良かった」「日本にいながら世界とのつながりを感じられた」などの感想が聞かれ、学びの多い学習となった。

地域とともに50周年記念のキャラクターも
 周辺の住宅開発により牛久小から分離独立して開校した同小は、地域の人にとっても地域とともに歩んできた学校という思いが強く、地域住民が協力的であることも同小の特色だ。登下校の見守りはもちろん、ミシン学習や町探検などの学習活動のサポートなど、さまざまな場面で協力してくれる。そのような地域の人に感謝の気持ちを表そうと、昨年11月にはお世話になっている人たちを招いて感謝の会を開いた。学年ごとの発表や歌、楽器演奏などを披露(ひろう)して感謝の気持ちを伝え、地域の人から「元気をもらった」など温かい言葉をもらった。
 令和9年度、創立50周年をむかえる同小。現在、記念のマスコットキャラクターを作ろうと、子どもたちが自主的に活動している。地域の人に支えられ、見守られながら、子どもたちの主体性を大切にした学びが行われている。