目の錯覚利用した作品56点展示 つくばエキスポセンターで5日から
目の錯覚(さっかく)である「錯視(さくし)」を利用して不思議な世界にさそう作品を集めた「錯視の世界」が3月5日(土)から、つくば市吾妻のつくばエキスポセンターで始まる。明治大学研究特別教授杉原厚吉さんら錯視研究の第一人者3人による絵や立体作品56点を展示する。入場無料。
直接見ると丸いのに鏡に映ると四角く見える錯視体験を作品の中に入って体験できる「丸い山と四角い山」、米歌手レディー・ガガのアルバムにも採用された放射状のウニのトゲのようなモチーフが動いて見える静止画「ガンガゼ」、下り坂をボールが上がるように見える「なんでも吸引四方向すべり台」など、見る人の感覚をゆさぶるユニークな作品が並ぶ。錯覚を楽しめるトリック迷路など、遊べるコーナーもある。