「ちがいを認めて」/茨城YMCA・ピンクシャツデー

ピンク色のものを身につけて、いじめ反対の意思を表す「ピンクシャツデー」の取り組みが2月23日(水)、

茨城YMCA東新井センター(つくば市東新井)であった。

同センターの学童保育に通う約100人の子どもたちがピンク色の服やリボンを着用し、いじめについて考えた。

 おやつの時間に、総主事の宮田康男さんが、子どものころに祖母が自分のセーターをほどいて編んでくれた赤いセーターを着てからかわれ、

つらい思いをした経験を話し、「自分とちがうからといって、人を仲間外れにしたり、ばかにするのはよくないこと。

ちがっていてもいいんだよ」と語りかけると、子どもたちは真けんな表情でうなずいた。

つくば市立竹園西小1年の男子児童は「いじめをする人がいたら注意したい」と話した。

 また、「相手の気持ちを考えよう」「優しさを持って生きよう」など、

子どもたちがいじめ反対の思いをこめて書いたピンクのシャツの形のメッセージカードも壁(かべ)をかざった。