星の世界「アンタレス食(しょく)を見よう」

9月21日に、月がさそり座の一等星アンタレスの前を通り、少しの間、アンタレスをかくす「アンタレス食」が起こります。

アンタレスは、南の空の低いところで光っている赤い星です。

おすすめの観察のタイミングは、アンタレスが月の後ろから姿を表す「出現」の場面です。

月の光っている方のふち(図の注目場所)からアンタレスが姿を現します。

出現はあっという間なので、出現時刻の少し前から観察を始めましょう。

そのままでも観察はできますが、双眼鏡や望遠鏡を使うと、より観察しやすくなりますよ。

協力/つくばエキスポセンター