昔の道具「懐炉(かいろ)」
寒い季節になると、懐炉(今は「カイロ」と書くことが多いです)がほしくなります。
今の懐炉はほとんどが使い捨ての物ですが、昔はくり返し使うことができました。
写真の物は昭和40年代(今から50年くらい前)に作られたと考えられます。
この懐炉は外側が金属でできています。中に炭などで作られた特別な燃料を入れて使います。
1回分の燃料で、10時間ほど温まったそうです。
中で火が燃えているので、注意しないとやけどをしてしまうこともありました。
協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館