昔の道具「ハクキンカイロ」

前回に引き続き、昔の懐炉(かいろ)を紹介(しょうかい)します。写真の懐炉も今から50年くらい前に作られました。

 この懐炉には、中に綿としんが入っています。しんには白金(ハクキン=プラチナ)が少しだけまざっています。使うときはふたを開けて、ベンジンという石油から作られた液体を中の綿にしみこませます。一度しんに火をつけてからふたをすると、ベンジンがしんの中の白金のおかげで、ゆっくりと温まるので、ふくろなどに入れて使います。ベンジンをいっぱいに入れると24時間温かかったそうです。

 ふたを開けたハクキンカイロ

協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館