取手市/白山小学校

地域や保護者が子どもたちの応援団 やれる人がやれることをサポート
4年間におよぶ校舎と体育館の大規模改修工事を終え、新しく生まれ変わった学校で今年度をスタートした取手市立白山小学校。長い間使えなかった校庭も使えるようになり、外で遊ぶ元気な子どもたちの声がもどってきた。通常の教育活動ができるようになった同小では、「ともに伸(の)びよう 笑顔いっぱい 白山小」を教育目標に、地域の人や保護者に支えられ、子どもたちはのびのびと学校生活を送っている。
学校を支える白山サポーター
地域の人に支えられ、「地域に開かれた学校づくり」を行っている同小。「白山サポーター」を中心に、町探検などの校外学習の際に子どもたちを見守ってくれたり、カッターナイフを使う学習や調理実習のサポートをしてくれたりしている。
また、1年生の昔遊びの学習では、地域の高れい者に、けん玉やあやとり、コマ回し、ベーゴマなどたくさんの遊びを教えてもらい、夢中になって遊ぶ子どもたちの姿が見られた。地域の人たちとふれ合い、子どもたちが笑顔になるのはもちろん、地域の人たちからも「元気をもらった」「ありがとう」などの声が聞かれ、温かな交流の機会となっている。
子どもたちの「推し活」保護者の応援団
もう一つ、学校を支えているのが「HAKUSAN応援(おうえん)団」。PTAがない同小で、教育活動をサポートする保護者の有志による集まりで、「やれる人がやれることを心地よく」をモットーに活動している。登校を見守る旗当番や卒業対策委員など、サポートが必要な活動やイベントごとに保護者に声をかけ、手をあげてくれた人たちで行っている。
毎年開かれている「白山小まつり」も応援団による活動の一つ。午前中は学習発表会が行われ、学年ごとに発表。午後は応援団が用意した的当てやボウリング、縁日などの出し物をめぐる。子どもたちが楽しみにしているのはもちろん、保護者も「やれる人」「やりたい人」が企画(きかく)運営しているため、だれもが楽しみながら参加し、保護者同士の交流の場ともなっている。
応援団の活動は子どもたちを応援する「推(お)し活」で、全体をまとめる人は「応援団部長」という遊び心も保護者の気持ちを後おしし、多くの保護者が参加している。
異学年交流で温かな人間関係づくり
「友達の良いところを見つけて共に伸びていこう」という思いで、おたがいに認め合う人間関係づくりに取り組んでいる同小。異学年で交流する縦割り班活動も大事にし、「白山タイム」では、上級生が下級生のめんどうをみながら仲良く遊んでいる。ふだんから6年生が1年生の給食やそうじの手伝いをするなど交流する機会があるため、学年をこえて仲が良く、休み時間に異学年で遊ぶ姿も見られる。地域の人や保護者など、たくさん人たちに見守られ、子どもたちは温かな人間関係を育んでいる。

