守谷市/松ケ丘小学校

子どもたちの思いを大切に 「ウェルビーイング」の学校づくり
「今日もにっこり!明日もわくわく!!」する学校を目指す守谷市立松ケ丘小学校の合言葉は「ハイ・ニコ・ピン」。気持ちのよい返事やあいさつ、にっこり笑顔、背筋を伸ばして、を心がけ、「今日も学校に来てよかった、明日も学校が楽しみ」と思える学校づくりに取り組んでいる。「学校の主役は子どもたち」という思いを大切に、みんなが幸せになれる「ウェルビーイング」な特色ある教育活動を展開している。
「学校の設計図」を子どもたちと共有
今年度、同小では初めて子ども版グランドデザインを作成した。学校の教育理念や目標などを子ども向けにわかりやすい言葉で表した「まつがおかしょうがっこうのせっけいず」には、子どもたちががんばることとして、「自分の考えを伝える」「たくさん本を読む」「友達のよさを見つける」「進んでからだを動かす」など、すぐに実践(じっせん)できる内容が書かれている。「学校の主役である子どもたちと共有して、こんな学校をみんなでつくっていこうという思いをもってもらいたい」という期待をこめた。
「やりたい」から新しい取り組みを実現
同小で大切にしているのが、子どもたちの思い。昨年度は6年生からの発案で、4年生に委員会活動を紹介(しょうかい)する「委員会見学」を「お仕事体験」に変こうした。もっと4年生と交流する機会をもちたちという子どもたちの思いを実現したもので、1週間「お仕事体験ウィーク」を設け、業間休みや昼休みにいろいろな委員会の活動を体験。4年生は5・6年生に教えてもらいながら、楽しく参加し、委員会選びに生かした。
もう一つ、6年生からの要望で実現したのが千葉県松戸市立松ケ丘小との交流。ホームページを検さくすると出てくる同じ名前の小学校に興味をもち、「同じ学校名同士で交流したい」という声に応えて市や学校が調整し、2月に実現した。オンラインでつながり、それぞれの市について紹介(しょうかい)したり、学校自慢(じまん)をしたりして親交を深めた。
「明日が楽しみ」と思える学校に
「子どもたちの豊かな発想や思いを実現することが大人の役割。常に子どもたちに寄りそえる学校でありたい」と校長。3月に改修工事を終えた体育館の外壁の色は、子どもたちの意見を反映したいと、投票によりスカイブルーに決めた。こけら落としでは、卒業生や地元出身の音楽家を招いてコンサートを行い、地域の人との交流も楽しんだ。保護者や地域の人も、読み聞かせやおやじの会の活動などで子どもたちを支えている。
自分たちも学校づくりに参加している、自分たちがしたいことを学校が応援(おうえん)してくれる、そのような思いが子どもたちの自立的な活動をうながし、「今日も来てよかった、明日が楽しみ」と思える学校生活から、「自ら学ぶ子、心豊かな子、たくましい子」が育っている。


