星の世界「金星」

12月5日午後3時に月はほぼ真南。そこから月8個分離れたところに金星。
(©アストロアーツ/ステラナビゲータを元に作成。)

最近、夕方6時ごろの南西の空にとても明るい星が見えています。
太陽系の惑星(わくせい)の一つである金星です。
夕方の西の空に見える金星は「宵(よい)の明星(みょうじょう)」とも呼ばれます。
1等星(はくちょう座のデネブなど)のおよそ100倍の明るさがあり、なんと昼間の青空の中でも見えることがあります。
とても小さなきらりとした光で、見つけるのは簡単ではありませんが、12月5日には細い月が近くに来るので探しやすくなります。
太陽は見ないように気をつけながらぜひ探してみてください。

協力:つくばエキスポセンター