昔の道具「カーバイドランプ」

 前回紹介(しょうかい)した「カンテラ」よりも明るいランプをご紹介します。

このランプは今のような使いやすいバッテリーなどがない時代に、外の明かりとして使われていました。

上下2本の筒(つつ)を重ねてできていて、上の筒に水を、下の筒に「カーバイド」という薬を入れます。

上の筒についているつまみを回すと、カーバイドに水がかかり、「アセチレン」というよく燃えるガスができます。

吹(ふ)き出し口から出てきたアセチレンに火をつけて明かりにしました。

 アセチレンを燃やすと強い光が出るので、まわりを明るくすることができました。

吹き出し口 ここで火を燃やします

協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館