植物図鑑「シロツメグサ」

 ヨーロッパが原産の植物ですが、今では日本全国の平地から山地までの野原や道ばた、畑のふちなどに広く帰化し、ふつうに見かけます。シロツメクサという名前は、江戸時代に海外からガラス製品や陶磁器(とうじき)を輸入する時に、割れるのを防ぐ「つめもの」として用いられ、花が白いことにちなみます。今では別名のクローバーのほうが広く用いられています。家畜(かちく)のえさとしても使われています。

協力/筑波実験植物園