プラネタリウム新番組「ホルストが奏でた宇宙」/エキスポセンターで11日から

つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)のプラネタリウムで11日から、オリジナル新番組「ホルストが奏でた宇宙~占星術と組曲『惑星』~」の上映が始まる。2026年3月24日まで。
イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストが作った組曲「惑星」は、制作から100年以上たった今も世界中で愛されている名作だ。「地球」を除く7惑星(水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星)で構成されるこの作品だが、ホルストは天文学ではなく占星術を参考にして作曲したといわれている。
番組では、ホルストがどのように着想を得て作曲したのか、占星術から見た惑星の世界はどのようなものかについて、NASAの探査機が撮影した迫力ある惑星の画像などを交えながらロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の美しい演奏にあわせて解説する。
事務局長・運営部長の内丸幸喜さんは「芸術の秋にふさわしい文化的な内容になった。星空の持つさまざまな側面、価値観を感じていただきたい」と話している。



画像提供:公益財団法人つくば科学万博記念財団