守谷市/松前台小学校

中学校区や地域と連携 いじめ防止にも取り組む
「自らの力を拓(ひら)き、心豊かにたくましく生きる児童の育成」を教育目標にする守谷市立松前台小学校では、同中学校区の小中学校や地域と連携(れんけい)した活動を行い、多くの人とかかわりながら子どもたちは学んでいる。いじめ防止にも積極的に取り組み、昨年度は「きらめきフォーラム」で守谷高校の生徒とも交流した。
大井沢小と合同で米作りを体験
地域で里山の保全活動を行っている「立沢里山の会」の協力で、毎年取り組んでいるのが米作り。準備を整えてくれた専用の田んぼで、5年生が大井沢小と合同で、春に田植えを行い、秋には稲(いね)かりを行っている。初めて経験するどろの感触を楽しみ、どろんこになりながら一苗(なえ)ずつ丁寧に植えていく子どもたち。田んぼの中や近くの小川で生き物を見つけて喜ぶ姿も見られ、自然にふれる貴重な体験となっている。秋には合同で稲かりを行い、かった稲はおだがけをして乾燥(かんそう)させる。後日、同会の人が精米をしてとどけてくれ、子どもたちは調理実習でご飯をたいて、おいしく味わっている。
「いじめゼロ」を目指して「いじめゼロ集会」
「いじめゼロ」を重点施策(しさく)にかかげる守谷市。同小でもいじめ防止に関する多くの取り組みを行っている。年度初めの4月には「いじめ防止基本方針」に基づき、保護者や子どもたちにいじめの定義について確認する。学年ごとにいじめ防止のためのスローガンを考え、6月に行われる「いじめゼロ集会」では、代表児童が発表。9月の集会では全校でふり返りを行い、改善点や努力した方がよいことなどを確認し、劇や作文発表などを通して、全校でいじめ防止について考える機会を設けている。また嫌なことを言われたりされたときに自分の中でどのように解決をするか、SNSでのトラブルにどう対しょするかなどにもついても考え、自分を守る方法についても考えている。
小中高合同で考える「きらめきフォーラム」
昨年12月には同小を会場に小中高校合同で「きらめきフォーラム」を開催(かいさい)。守谷高校の生徒が会を運営し、御所ケ丘中学区の小中4校がオンラインで意見を交かんした。いじめ防止の取り組みを紹介(しょうかい)し、質疑応答を交えながら交流し、とても有意義な会となった。
一年間、さまざまな取り組みを通していじめについて考えてきた子どもたちは、2月に「ありがとうカード」を作成し、友達や上級生たちに「ありがとう」の気持ちを届けた。感謝のメッセージはお昼の放送でも紹介され、学校中に「ありがとう」の輪が広がった。今年度はさらにふり返りをしっかり行い、「いじめゼロ」により力を入れていきたいと考えている。

