牛久市/向台小学校

地域の人や友達との交流から 共に学び共に高め合う学校を目指して
「(地域や保護者と)共に学び共に高め合う学校づくり」に取り組んでいる牛久市立向台小学校。地域の人たちが協力的で、学校や子どもたちのためにさまざまな場面でサポートをしてくれる。学校運営協議会や学校と地域をつなぐ地域コーディネーターを中心に、学校と地域が連携(れんけい)し、子どもたちが安全安心で充実(じゅうじつ)した学校生活を送れるよう、環境(かんきょう)を整えてくれている。
学校と地域が連携し充実した学びを実現
コミュニティ・スクールが定着し、地域と連携したスムーズな取り組みが行われている同小。学校運営協議会には学年担任の先生も参加し、年間の学習予定から地域に協力してほしい内容などを伝えている。例えば総合的な学習で、「働く人から話を聞きたい」とお願いをすると、地域コーディネーターがさまざまな職種の適した人材に声をかけて取りまとめてくれる。また生活科の昔あそびの学習では、地域の高れい者などにお願いし、子どもたちといっしょにけん玉やお手玉で遊んでもらったりするなど、地域の協力は子どもたちの学びをより充実したものにしている。
登下校の見守りや環境整備も
毎日の登下校の際に、子どもたちの安全を見守ってくれるのも地域の人たち。通学路の各所に緑色のベストを着たボランティアの人たちが立ち、遠くから来る子どもといっしょに歩いて来てくれる人もいる。校庭の環境整備も地区ごとに場所を割り当て、草かりや枝はらいを行ってくれるなど、自主的に活動してくれている。
このように日ごろから学校を支えてくれている地域の人たちに感謝の気持ちを表そうと、6年生が卒業プロジェクトとして通学路の清そうを行ったりしている。
「聴く」を大事に共感的人間関係づくり
地域とのつながりを大事にし、地域の人たちと交流している同小で力を入れているのが、共感的な人間関係づくり。地域の人や友達とのふれ合いを通して、他者に関心をもち、理解しようとする気持ちを育み、「共に学び、共に高めあう学校」をつくっていきたいと考えている。授業では目と耳と心で「聴(き)く」ことを大事にし、自分の考えや友達の考えを聴き合い、共に学ぶ授業づくりに取り組んでいる。ペアやグループでの活動を多く取り入れ、友達と学び合う共感的人間関係から自己肯定(こうてい)感や自己有用感、他者を尊重する意識や人権意識を育てていきたい。そのために、主体的に学び、夢中で取り組めるような授業づくりを行っていく。それが今年度の目標だ。
「学校で学ぶことの一番の魅力(みりょく)は友達と学べること。子どもたちが友達といっしょに学び共に成長していけるよう、子どもたちの『やりたい』を大事にして、学校でしかできない学びの場を作ってあげたい」と校長は語った。


