龍ケ崎市/龍ケ崎西小学校

地域合同防災訓練や交流で深まる 地域と学校つなぐ学びと助け合い

地域とのつながりが強い龍ケ崎市立龍ケ崎西小学校。地域の人たちの協力のもと、交流を深めるさまざまな行事が行われている。毎年11月には「地域合同防災訓練」を開催(かいさい)し、学校へ避難(ひなん)してきた地域の人たちといっしょに訓練や体験活動に取り組み、災害への備えや助け合いの心を学ぶ。ふだんの学校生活でも、地域の人たちの積極的な協力が、子どもたちの豊かな学びを支えている。

学校と地域が合同で防災訓練を実施

  昨年11月11日に行われた「地域合同防災訓練」。当日は朝、地震(じしん)が起きた想定で防災無線が鳴り、まず地域の人たちが学校まで歩いて避難した。その後、子どもたちといっしょに訓練や体験活動をし、交流を楽しみながら防災意識を高めた。
 昨年度は、1・2年生は煙(けむり)体験と消防車両見学、3~6年生は起震(きしん)車での震動(しんどう)体験、避難所で使う段ボールベッドの組み立て体験に取り組んだ。「いつも支えてくれる地域の人たちに、いざという時もすべてたよるのではなく、自分たちにもできることをやろう」というねらいがある。子どもたちが地域の一員としての自覚や、助け合いの心を育む貴重な機会にもなっている。

ゲームで盛り上がった地域との交流行事

 毎年1月の「西の子応援(おうえん)キャンペーン」も、地域との交流の場のひとつだ。龍ケ崎西コミュニティ協議会から学校への寄贈(きぞう)品をもらう行事だが、より親ぼくを深められるよう、昨年度からゲームを企画(きかく)。地域の人たち約50人をむかえ、クラス対こうで「ビニール傘(がさ)玉入れ」を行った。新聞紙をその場で丸め、逆さに持ったビニール傘に投げ入れ、みんなで体を動かして大いに盛り上がった。
 ゲームの後は、子どもたちから地域の人たちへ日ごろの感謝を伝えるため、太鼓(たいこ)クラブが学校伝統の「龍神(りゅうじん)太鼓」を披露(ひろう)。体育館に力強い音がひびき、地域の人からは感動の声が聞かれた。最後に、龍ケ崎西コミュニティ協議会から児童全員分のノートとえんぴつがおくられ、笑顔あふれる会となった。

地域のサポートが学校生活の支えに

 ふだんの学校生活も、クラブ活動の指導、家庭科のミシン学習の手伝いなど、地域の人たちが積極的にサポートしてくれている。教頭は「『子どもたちとふれあう機会があってうれしい』と、進んで参加してくれるのがありがたい。今後は龍ケ崎西コミュニティ協議会とともに、朝の本の読み聞かせ、休み時間の交流活動などを検討している。今年度からコミュニティ・スクールが始まったので、つながりの場を増やしていけたら」と思いを述べた。