つくば市/教育局

「科学好き」の児童生徒が大集合 サイエンスキッズリーグ2026

 科学のまちとして世界に知られるつくば市では、「つくばちびっこ博士」「つくば科学フェスティバル」「つくば科学出前レクチャー」など、子どもたちのもつ科学の芽をのばしていけるような取り組みを進めている。今年で12回目をむかえる「つくば市サイエンスキッズリーグ」もそのひとつで、参加者は3人でチームを組んで自然現象や科学・理科の課題に取り組む。

理科の知識や関心度を生かし課題に取り組む
 8月1日(土)、つくば市役所(同市研究学園)でサイエンスキッズリーグの予選リーグが行われた。参加したのは、市内の小中学校に通う「科学好き」の児童生徒たち。5・6年生の部が35チーム、7・8年生の部が19チーム、合計162人が筆記競技に取り組んだ。筆記競技は個人課題とチーム課題が用意され、チーム3人での総合点を競う。
 前半の個人課題は生物や地学など理科系科目から出題される。内容は小中学生共通で、学年によっては未習分野からの出題もあるが、ヒントや解説を手がかりに、
これまでの学びを生かして取り組むことができる。また、宇宙開発や自然災害など時事的な話題からの出題もあり、理科の学力だけでなく応用力や発想力、日ごろの興味関心の深さも問われる。
 参加した児童からは「蒸散など習っている問題はできたけど、難しい問題もたくさんあった」「ニュースをみて知っていた話題だったので解答には自信がある」などの感想が聞かれた。


仲間と意見を出し合い自分たちの答えを出す
 後半のチーム課題では、たくさんの情報の中からより良い選択(せんたく)をしてその理由を説明する問題や、数学やパズル的な思考力も問われる問題に、チームで協力して取り組んだ。
 市教育局学び推進課の担当者は「世の中を科学することのおもしろさや楽しさを感じてもらえるよう、身近な生活にかかわるストーリー性のある問題づくりを大切にしている。科学をもっと好きになるきっかけがうまれ、チームで協働することの大切さに気付く場になれば」と取り組みの意義を話す。参加した児童生徒からは「工夫された設問が多く解いていて楽しかった」「協力して課題に取り組むことができた」などの声があがり、担当者の願い通り科学への興味関心がさらに深まった様子だ。
 このあと、予選リーグの総合点によって、決勝リーグに進むチームが各部門から8チームずつ選ばれる。決勝リーグは10月17日(土)に同市立学園の森義務教育学校で開かれ、課題実験など実技競技が行われる。その成績により、優れた結果をおさめたチームに賞がおくられる。