かすみがうら博士 答えと解説

【問1】㋑ マガモ
マガモ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、オシドリなどは、水の中に深くもぐらず、逆立ちをするように上半身だけもぐり、水面や浅い水中で主に水草や昆(こん)虫を食べる。また、陸の草や種子なども食べている。一方、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、キンクロハジロなどは水中に潜り、魚かい類や水生生物、水草などを食べる。それぞれの見分け方のひとつとして、深くもぐらない水鳥の尾(お)は、ふつうの状態で水の上に出ているが、もぐる種類のほとんどは尾が水中に入っているという特徴がある。水面からすぐに飛び立てるのは、もぐらない鳥たちに多い。ちなみに、もぐる鳥が水中にいる時間は意外に長く、とつ然、遠くはなれたところに浮(う)き上がってくることもある。じっと観察するといろいろなことがわかって面白い。
【問2】㋐ 寝(ね)ている
鳥は寝る時に、頭を後ろに向け、クチバシを背中の羽の中にうずめている。特に、寒い時や体の具合が良くない時などに体温を逃(に)がさないよう、羽毛のないクチバシや足を、なるべく外気にさらさないようにするためである。これを背眠(はいみん)という。水面でも背眠するが、冷たい風の日などには陸に上がり、足が出ないよう地面にお腹をつけるようにしている姿が見られる。数十羽が列をなして水際で背眠している様子は、可愛らしくて面白い。
【問3】㋒ 約20種類
霞ヶ浦には、マガモ、ヒドリガモ、コガモなど、約20種類のカモ類が渡(わた)って来て冬を過ごす。その多くはシベリアで生まれ、秋頃から冬にかけて日本に来て過ごし、3月〜5月ごろにかけて再び北の地に帰る。遠い国から長い時間をかけて日本に飛んで来る鳥たちには、ほかにどのような仲間がいるのか。湖沼(こしょう)などに観察に出かけて調べてみよう。


