暮らしにひそむ「フシギ」発見/つくばエキスポセンター

 つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)で11月15日(土)から、企画(きかく)展「カガクノミカタ―感じてみよう科学のふしぎ―」が始まった。1月25日まで。
 NHK(Eテレ)の番組「カガクノミカタ」の番組映像や楽しい体験展示を通して、暮らしの中にひそむ不思議なことを科学的な視点から見つめなおし、科学の面白さや不思議さを感じてもらうことがねらい。
 会場は、見たり、体験したりすることで「フシギ」を見つけることができる九つのコーナーで構成。お手本なしでシマウマのしまを描(えが)いた後、実物の模型を見て、なぜこんな模様をしているかを考える「描いてみる」コーナーや、ペットボトルが入った箱をそのまま持ち上げた場合と上に空箱をのせた場合とで、感じる重さが異なるかどうかを体験する「持ち上げる」コーナー、鉄や木やプラスチックなどの素材をさわって、冷たいと感じたものと実際の温度を比べ、理由を考察する「さわってみる」コーナーなどがあり、楽しみながら科学的なものの見方を育むことができる。
 企画を担当した松岡安希子さんは「家族や友達と『なぜこうなんだろう』と話し合ったりしながら、いろんな見方を知るきっかけにしていただければ」と話している。