つくば市/洞峰学園

自ら考え、ゆたかな心を育む複合的な学びを大切にした教育を
つくば市立洞峰学園では、「夢や希望をもち、未来に向かってたくましく生きる児童・生徒の育成」を学園教育目標とし、9年間の学びの連続性を大切にした教育に取り組んでいる。東小では、自らの学び、ゆたかな心、たくましさの育成に力を入れている。
新年度のはじまりに交通安全をしっかりと
5月11日(月)、東小では市の交通安全課職員を講師にむかえて交通安全教室が開かれた。1、2年生は歩道の歩き方や横断歩道のわたり方など「どう歩けば安全か」について学び、3年生から6年生はおもに自転車の安全な乗り方について学んだ。
「新年度が始まる春先は交通事故の多い時期。子どもたちの安全と命を守ることを第一に考え、例年この時期に交通安全を学ぶ機会を設けている」と教務主任。子どもたちは紙しばいやDVDで事故が起こりやすいケースなどについて知識を得た後、実際に横断歩道をわたったり、死角のある交差点を再現したコースで自転車に乗ったり、交通安全について実践(じっせん)的に学んだ。
「自動車の運転手からの目線など、相手の立場に立った気付きを得ることで『どんなことに注意すればよいか』を自ら考えるきっかけにもなった」と、探究的な学びを深める機会づくりへの意義もあると話す主任。学園では、8日(金)に保護者や地域と協力しての引きわたし訓練も行っており、地域ぐるみで子どもたちの安全を守る活動を進めている。
日常の中の気付きを「考える力」にいかす
同小では昨年度、「傾聴(けいちょう)」を研究テーマとし、相手の話を深く聴(き)く姿勢の育成などに取り組んだ。今年度はさらに発展させ、他者の考えを聴くことを通じて気持ちを推し量ったうえで自らの行動につなげる、協働の心の育成にも取り組んでいく。
聴く力を育むことは、どんな質問やあいづちをすればよいかを自ら考える力の育成にもつながり、「さまざまな学びが複合的に得られる環境(かんきょう)を用意することでより質の高い教育活動を目指したい」と教務主任。たとえば、教職員はふだんから「こうしましょう」ではなく「どうしたらいいと思う?」と声かけを工夫し、子どもたちが自ら考えるきっかけを日常の中につくっている。
自ら学び、心ゆたかに、たくましく。東小の子どもたちは今日もたくさんの学びを得ながら、いきいきと成長している。

