つくば市/光輝学園

自分たちの手でルールをつくり 「みんなが楽しい学校」を目指す
つくば市立光輝学園では、「未来をひらく力を身に付け、夢に向かって自ら学び、一人一人が輝(かがや)き活躍(かつやく)できる学園」を学園教育目標としている。そのうち、松代小では、仲間と対話し支え合う、みんなが楽しい学校づくりに力を入れている。
目的に立ち返りながらやりたいことを実現
松代小では令和5年度から6年度にかけて、研究指定校として「ルールメイキング」の研究に取り組んできた。これは、学校生活での課題や学校行事の形を子どもたち自身で話し合い、みんなで合意したものを実践(じっせん)していくという取り組みだ。日常面では、タブレットの使い方や給食時間の席決めなど、学級ごとに話し合って「みんなが楽しく過ごすため」のルールを決めた。
今年度で3回目をむかえる「松代小まつり」は、取り組みの集大成とも言える行事だ。「学校行事を自分たちでつくる」という目標のもと、中高学年の代表者が実行委員となり、企画(きかく)から運営までをトータルで手がける。内容は、縦割り班ごとに出し物を用意し、みんなで回って楽しむというもので、子どもたちは運営側と客側の両方を経験する。
「高校の文化祭のようなにぎやかな行事だが、ただ『楽しい』だけで終わらせないことが大切。何のための会なのかという目的をしっかりと意識づけ、力を合わせて成功させた達成感や、みんなが楽しんでくれたことへの喜びから学びを得る場にしたい」と、教頭は話す。
地域の大人に支えられ学校生活をいきいきと
同小のとなりには、池や広場などのどかな自然が広がる松代公園があり、校外学習や放課後の遊び場として親しまれている。周辺には児童館や幼稚園もあり、まとまりある市街区として整備された松代小学区は地域住民同士のつながりも深いという。保護者や地域の大人たち、のべ120人が登録する学校支援(しえん)ボランティア「松ボラちゃん」は、そんなコミュニティの力を感じさせる活動だ。
支援スタイルは大きく二つに分けられ、ひとつは学校からの要望に応じて学習支援や除草作業などをサポートするもの。もうひとつは、読み聞かせや図書室業務のサポートなど、「学校の力になりたい」という保護者などの気持ちからうまれた自発的な活動だ。
自分たちの手で、より良い学校と楽しい毎日をつくりながら成長していく子どもたち。その姿を見守り、支える大人たち。松代小の毎日は、温かな笑顔に包まれている。

