森のおたより「クロナガアリ」
地面で小さな春を見つけた。クロナガアリと巣穴だ。3月になると暖かい日が増え、巣穴から出てきて活動を始める。クロナガアリは、イネ科植物の実を集めるちょっとかわったアリ。牛久自然観察の森の畑では、エノコログサの種をせっせと運 […]
森のおたより「キチョウ」
北風がふいたある日、スギ林でキチョウを見つけた。黄色い羽は色づいたころの黄色い葉にそっくりだ。地面に横たわって動かない。冬が来て一生を終えたのかと思い土にうめようとしたところ、羽を広げてわずかに動いた。実はキチョウは成虫 […]
森のおたより「クロスジギンヤンマ」
池の底でするどい目をした生き物が動いた。クロスジギンヤンマだ。 夏の初めは森の中を飛び回るトンボの姿で見ることができる。秋には卵からかえった幼虫、ヤゴの姿でアカムシや水におちたミミズを食べて大きくなっていく。うす暗い池 […]
森のおたより「ショウリョウバッタ」
日本で一番大きなバッタが飛び出してきた。ショウリョウバッタだ!8月から9月、牛久自然観察の森の野原沿いの道でよく見かける。砂地の地中に卵を産むためにやって来るからだ。メスの大きさは8センチにもなり、迫力(はくりょく)満点 […]
森のおたより「コクワガタ」
小さなクワガタを見つけた。 コクワガタだ!コクワガタは5月も終わりに近づくと地上に出てくる。 なんとカブトムシやノコギリクワガタよりも早い時期から活動を始めるんだ。 時期をずらすのは樹液争いに負けないためで、体の小さなコ […]
森のおたより「ルリタテハ」
ひなたぼっこをするチョウを見つけた。ルリタテハだ。 ルリタテハは成虫のまま冬をこす。そして春先に動き始める。 気温はまだまだ低い、だから太陽の光を利用して体を温める。 もし地面で黒っぽい羽を広げてじっとしていたら体を温め […]
森のおたより「ホソミオツネントンボ」
冬の雑木林で枝にそっくりなトンボを見つけたよ。 成虫で冬をこすイトトンボの仲間だ。顔がどこにあるかわかるかな? 日本には200種類ぐらいのトンボがいて、成虫で冬をこすのは3種類だけなのでめずらしい。 体の色は、水辺で過ご […]
森のおたより「カブトムシ」
秋から冬にかけて、カブトムシはどのように暮らしているのでしょうか? 11月のはじめ森の中で落ち葉の下をほってみたところ、カブトムシの幼虫がたくさん姿を現しました。 大きさは4~5センチ。大きくまるまるとしています。 秋、 […]