星の世界「仲良くならんだ惑星を見てみよう」
3月初旬の夕方には、西の空に、私たちの住む地球をふくむ太陽系の惑星が2つ明るくかがやいています。1つは「宵(よい)の明星」で知られる金星、もう1つは縞(しま)模様がきれいな木星です。
特に3月2日の夕方は、2つの惑星がとても近づいています。金星は1等星の約100倍(-4等級)の明るさ、木星は1等星の約16倍(-2等級)の明るさと、とても明るく見つけやすいです。ぜひ西の空にかがやく2つの惑星を観察してみてくださいね。なお、等級とは天体の明るさを表す単位で、等級の数字が小さくなるほど明るい天体を表します。
協力:つくばエキスポセンター