龍ケ崎市/松葉小学校

多彩な体験活動を通してたくましくのびやかに成長を

龍ケ崎市立松葉小学校では、市がすすめる街づくり事業や教育指針「龍の子人づくり学習」との関連で、授業にさまざまな体験活動が取り入れられている。今年度はこれまでに、市内の施設(しせつ)を利用した5・6年生のクライミング体験や、「龍の子STEAM」として1・2年生によるかさ袋(ぶくろ)ロケットづくりなどを実施(じっし)。子どもたちにとって貴重な経験の場となった。

クライミング体験でちょう戦する楽しさを
 スポーツクライミングのオリンピック日本代表選手2人とゆかりがあることから、「スポーツクライミングのまち龍ケ崎推進事業」をすすめる同市。今年度から、ニューライフアリーナ龍ケ崎(同市中里)のサブアリーナに設置されているボルダリングウォールで、市内小中学校の児童生徒がクライミング体験会を行っている。

同小は6月30日(火)に5・6年生37人が体験。会場に入るなり、そびえ立つかべの高さや色とりどりのホールドに大きな歓声(かんせい)があがった。友達を「がんばれ!」と応援(おうえん)したり、登りやすいコースを教え合ったりしながら何度もチャレンジ。一番上まで登り切った友達には大きな拍手(はくしゅ)が送られた。参加した児童からは「手や足をどのホールドに置くか考えるのが難しかった」「上まで登れた時の達成感が最高」などの感想があがり、充実(じゅうじつ)ぶりがうかがえた。

工夫をこらしたかさ袋ロケットづくり
 7月には、1・2年生の34人が生活科の学習で「龍の子STEAM」のかさ袋ロケットづくりを体験した。体育館に集まり、グループごとにどうしたら遠くまで飛ばせるか話し合った後、いよいよ制作がスタート。スポットクーラーでかさ袋をふくらませ、ビニールテープを巻いたり、画用紙の羽根をつけたりして、思い思いのロケットを作り上げた。投げるとすぐに落ちてしまう、予想とちがう方向に曲がってしまうなどの失敗から学び、羽根の位置や数、投げ方を工夫する姿がみられた。後日行われた2回目の授業では、友だちのよく飛ぶ作品を参考にするなど、前回の経験を生かしてもう一度制作。最後はみんなでロケットを思いきり飛ばして楽しんだ。

『松葉っ子』としてたくましく成長を
 今年度で45年の歴史に幕を閉じる同小。来年度からは長山小、長山中と統合し「龍ケ崎市立北竜台学園」として新たなスタートを切る。教務主任は「実際に体を動かしながら頭を使い、失敗したら再チャレンジして成功を目指す経験は大切。これからもさまざま体験学習を通し、『松葉っ子』として合言葉である『いっしょに いっしょうけんめい チャレンジ』のもと、たくましく育ってほしい」と思いを述べた。