日本の野鳥/外国生まれの「コブハクチョウ」

もともと日本にはいなかった鳥。今から70年ほど前にヨーロッパから連れてこられ、動物園などで飼われていましたが、そこからにげ出したものが「野生化」し、霞ヶ浦では40年ほど前から見られるようになりました。冬に日本へわたってくるハクチョウたちとはちがって、コブハクチョウは夏の間でも見られ、ひなを連れている姿も。大人の鳥には、おでこに黒くてまるいコブのようなものがついています。

協力:雪入ふれあいの里公園 /所長 川崎 慎二