昔の道具「サイレン」

これは、火事などを知らせるために大きな音を出す道具です。

ハンドルを回すと、中の風車が回転し、サイレンの口からすいこまれた空気が横の穴(あな)からふき出します。

それが「ウーウー」という大きな音になります。

 写真のサイレンは、今から70年前に作られた消防ポンプといっしょに使われていました。

火事の時、消防の人はこのサイレンを鳴らして、現場にかけ付けました。

 サイレンは今でも使われていますが、電気などで動くものがほとんどです。

協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館