牛久市/牛久第二小学校

小学生新聞

地域の人たちに見守られ 学びから笑顔になれる学校に

地域の人が学校運営に参加するコミュニティ・スクールを進めている牛久市。牛久市立牛久第二小学校でも、学校運営協議会を通し、地域の人が主体的に学校運営にかかわっている。登下校の見守り、体験学習のサポート、授業の見守りなど、地域の人たちが協力してくれることで、子どもたちは安心安全で、笑顔がいっぱいの学校生活を送っている。

地域の人の協力で 田植えやイモ苗植え

 9日(火)、5年生は地域の人たちの協力で学校近くの田んぼで田植えを行った。これまでも毎年行ってきたが、サポートしてくれていた農家の人の高れい化などの事情により2022年は実施(じっし)できず、代わりにバケツ苗(なえ)を育てた。しかし今年は、子どもたちに田植えを体験させてあげたいと地域の人が声をかけてくれ、規模(きぼ)を縮小したものの2年ぶりに行うことができた。田おこしのときに浅めにほって足が深く入らないように配慮(はいりょ)するなどして準備を整えてくれた田んぼに、子どもたちはおそるおそる足を入れ、植え方を教えてもらい、どろだらけになりながら、ほとんどの子にとって初めての田植えを体験した。

 また10日(水)には、1年生がサツマイモの苗植えを行った。地域の野菜栽培(さいばい)アドバイザーの人から植え方の説明をしてもらい、マルチをかけた校内の畑に、穴を開けて一苗ずつていねいに植えていった。秋には収穫(しゅうかく)し、冬にはサツマイモのつるを使ってリース作りをする予定で、子どもたちは楽しみにしている。

道具を使う学習を 地域の人がサポート

 学校運営協議会の委員はふだんから学校を訪れ、授業を見学したり、子どもたちに声をかけたりして子どもたちの様子を気にかけてくれる。「先生の仕事を理解して子どもたちの姿を共有し、学校を良くするためにできることをしていきたいと積極的にかかわってくれる」と校長。どのようなサポートができるか提案してくれたり、地域の人に声をかけてボランティアを集めてくれたりする。そして昔遊びの体験や調理実習、ミシンやのこぎりを使う際など、たくさんの人が来て子どもたちを手助けしてくれる。

ゴミを減らす取り組み 6年生が発信

 2022年度は学校からも地域に発信をしようと、6年生が総合的な学習の時間で学んだゴミを減らす取り組みを、地域の人に知ってもらう活動をした。新聞紙のリサイクル方法としてゴミ箱などに使えるカゴを編むことを提案し、作り方を動画で紹介(しょうかい)。動画のQRコードをのせたポスターを作成したり、自分たちで地域を回って駅やスーパーなどにはってもらったりした。さらに、登下校の見守りをしてくれている「スマイルサポーター」の人たちには、直接ポスターとカゴを手わたして活動について説明をした。

 ふだんから地域の人たちにとてもお世話になっている子どもたち。コロナ禍(か)が収まってきた今年度は、日ごろの感謝の気持ちを伝える機会を設けたいと考えている。

 「笑顔で来て学びを深めて笑顔で帰る児童の育成」を目標にかかげる牛久第二小。「学校の中心である学びから笑顔を増やしていけるような授業づくりをしていきたい」と校長。子どもたちは地域の人たちに見守られ、多くの体験をしながら楽しく学びを深めている。