昔の道具「消火器」
写真の消火器は、今から130年くらい前に発明され、その後60年以上使われてきました。
この消火器は「二重瓶(にじゅうびん)消火器」といいます。
中には水と、別々の薬を入れた小さなガラスびんが二つ入っています。
写真ではなくなっていますが、横の穴にはレバーがついていました。火事の時にそのレバーをたたくと、中のびんが割れます。
すると二つの薬がまざってたくさんのガスができ、その力で中の水を遠くまで飛ばします。
中の薬が危なくて使いにくいので、だんだん使われなくなりました。
協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館