土浦市/土浦第二小学校

かかわりを大切にする学校で 歌声と花に包まれて笑顔が広がる

 土浦市立第二小学校では、「すてきな歌声のひびく学校」「きれいに花がさく学校」などのテーマをかかげ、合唱団や花だんづくりの活動が活発に行われている。また、外国語学習にも力を入れるほか、海外にルーツを持つ児童へ向けて日本語指導教室を設けるなど、グローバル教育への取り組みも盛んだ。昨年度より英語スペシャリストの教職員が正式採用されたことも追い風となり、校内には英語が日常的に息づいている。

外国語に親しむことで国際交流が身近に

 同小の外国語活動や外国語の授業を担当するのは、英語指導のスペシャリストとして県より特別に採用されたコール先生と、ALTのヘーゼル先生の二人だ。ネイティブな英語のみで授業が行われるようになったことで授業の質がより高まり、英語力は格段にアップした。

 さらに、言葉だけでなくジェスチャーを交えたやりとりや、ハロウィーンやクリスマスなど外国の文化や風習に親しむ機会も増え、国際交流がより身近なものとなる効果も生まれた。「ハロー」と英語であいさつを交わす光景も日常的なものになり、子どもたちだけでなく教職員の間にも外国人とコミュニケーションをとることへの苦手意識がなくなってきた感覚が見て取れる。

合唱もあいさつも英語とのふれあいの場

 日本での生活が13年目になるコール先生は、日本語での会話はもちろん読み書きもでき、スピーチコンテストの審査員(しんさいん)やALTの指導員も務めるほど優秀(ゆうしゅう)な人材だ。ALTではなく正職員として本採用されているため学校行事や委員会活動にも参加し、合唱団の顧問(こもん)も務めている。昨年度の校内音楽会では6年生が「We Are The World」を歌うなど、授業以外でも英語に親しむ場面が増えた。

 コール先生は「子どもたちとかかわる仕事ができるのは楽しい。はじめはシャイだった児童も、英語であいさつをしてくれるようになりうれしい」と笑顔で話し、「英語はそんなにこわくないことを伝えていきたい」と今年度の活動にも意気ごみを見せる。

歌声ときれいな花に包まれた自慢の学校

 コンクールで県大会金賞を受賞するなど合唱団の活動も盛んな同小では、歌声がひびく学校づくりを大切に、毎朝校内放送で音楽を流している。また、きれいな花に包まれた花だんも学校の自慢(じまん)の一つで、卒業生や保護者、地域の人も積極的に花の手入れを手伝ってくれる。音楽を楽しむ気持ちや、花を見て美しいと感じる心は全世界に共通のもの。その豊かな心が育まれる学校で過ごす子どもたちは、グローバル化が進む社会へのびのびと羽ばたいていくだろう。