取手市/永山小学校

地域みんなで子どもたちを育むコミュニティ・スクール
9月20日(金)、取手市立永山小学校で、東京芸術大学の学生による交流授業が行われ、専門家の指導の下、子どもたちは意欲的に絵画制作に取り組んだ。同小では今年度からコミュニティ・スクールもスタート。地域の人が学校運営に参加し、地域で子どもたちを見守り、地域の人たちとの交流も深めている。
専門家から学ぶ東京芸大との交流
市内にキャンパスがある縁で、以前から行われている東京芸術大学との交流授業。同大や大学院の学生などが講師として市内の小学校を訪れ、図工の指導をしてくれている。
4年2組で3・4時間目に取り組んだ絵画のテーマはランドセル。自分のランドセルを前に置き、大きな画用紙いっぱいにランドセルの絵を描(か)いていった。講師の先生は「はじめに大きな形を描いてから細かい部分を描きこんで」などとアドバイスをしながら、一人ひとり丁寧(ていねい)に指導をしていった。専門家が描くお手本の絵に子どもたちは「すごい!」と感心し、「上手に描く方法がよくわかった」などと感想が聞かれ、熱心に取り組んだ。「指導が難しい図工を専門家から教えてもらえるのは大変ありがたい。子どもたちにとっても有意義な学習になっている」と教頭は話した。
地域の人も参加する学校運営協議会
取手市では、今年度から全小中学校で本格的にコミュニティ・スクールがスタートした。同小でも、地域と連携(れんけい)して協働体制を構築することで「社会に開かれた教育課程の実現」を目指している。
学校運営協議会には保育所の所長や現PTA役員、元PTA会長など地域をよく知る人たち9人と教職員3人の計12人が参加し、ともに学校運営について意見を交かんしている。7月に行われた第2回の学校運営協議会では、通学路の見守りについて話し合い、せまく交通量が多い通学路の安全確保について意見が交わされた。学校運営協議会の前には子どもたちの学習の様子も参観。タブレットや電子黒板などを活用しながら主体的に学習に取り組んでいる子どもたちの様子を見守り、授業への理解を深めた。
地域とともにある学校づくり
これまでも地域に支えられてきた同小。登下校の見守りや町探検、スーパーマーケット見学など地域を知る学習に協力してもらったりしてきた。体操や書道の先生が指導してくれるなど、授業にも参加してくれている。「今後はもっと地域の人材を活用したり、地域と子どもたちをつなぐ行事なども行ったりしていきたい」と教頭。地域全体で子どもたちを見守っていくような学校づくりに取り組んでいく。