星の世界「ふしぎな土星の環(わ)」

今年一番大きい満月(左)と一番小さい満月(右) 提供:国立天文台
夜空で輝く土星は、太陽から6番目の惑星(わくせい)です。まわりをぐるっと囲む環(わ)は、大小さまざまな氷のかけらでできています。土星の環を望遠鏡で真横から見ると、ほぼ見えなくなるタイミングがあります。15年に1回のとてもめずらしい現象(げんしょう)です。今年は地球と土星の位置関係が特別で、3回も観察できます。ただし2回はすでに終わり、11月下旬ごろが最後のチャンスです。
夜8時ごろ、「秋の一つ星」フォーマルハウトの上に見える土星を、ぜひ望遠鏡などで観察してみましょう!

