昔の道具「ゲートル」

ゲートルは、けが等を防ぐために足につけるものです。日本では「きゃはん」とも言われています。
 写真のゲートルは筒(つつ)の形になっていて、足の膝(ひざ)の下から足首までのところに巻きつけて、ベルトで止めます。
ほかに細長い布などを包帯(ほうたい)のように足に巻きつけるものもありました。
 ゲートルをつけると、ズボンのすそが物に引っかからないので動きやすくなります。
また遠くまで歩く時には、ゲートルで足を強くおさえておく事でつかれにくくなりました。

協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館