取手市/取手小学校

失敗をおそれず何事にもチャレンジ ワクワクがいっぱいの学校生活を
今年、創立154周年をむかえる取手市立取手小学校。地元の人にも愛される伝統ある同小では、「知性みがき」「心みがき」「体みがき」の知・徳・体に地域との交流を図る「ふれあいみがき」を加えた四つを柱に、「取手の街を愛し、夢を描(えが)く力をみがき合える子」を育もうと取り組んでいる。今年度はとくに、子どもたちのやる気を引き出し、何事にもチャレンジできる学校づくりを目指している。
子どもたちのやる気を応えん
4月の始業式で校長は「失敗をおそれずに、何事にもチャレンジしよう!」と子どもたちに呼びかけた。今年度の学校目標は「ワクワクを、考えよう、やってみよう!」。子どもたちには、ワクワクすることにどんどんチャレンジしてほしい、教職員は自分も子どももワクワクするような授業づくりや場面づくりに取り組んでほしい、そのような願いをこめた。この目標は校内にかかげられ、子どもたちのやる気を応えんしている。
知性・心・体をみがく 取り組み
「知性みがき」では、自分の知識や経験とつなげて考える子を育成するため、授業では問いのある学習課題を設定し、グループ活動や話し合いで対話を重ねながら、自他の考えを結びつけて思考を深めていく。さらに授業後のふり返りで課題を見つけて次の学習につなげていくことで、より思考力を高めている。
「心みがき」ではいじめ防止集会を行い、クラスのスローガン発表、劇やクイズなどを通して、全校でいじめについて考え、いじめのない学校を目指している。縦割り班活動では思いやりの心を育み、年度末の「ありがとうの会」では、下級生から6年生へ温かな感謝が伝えられる。今年度はあいさつ運動も強化し、保護者も参加して親子であいさつ運動を行う予定だ。
「体みがき」では、外遊びを積極的に行い、体育委員会は体力テストの種目を練習できる場所を用意したり、なわとびの練習会を行ったりするなど、苦手なスポーツにも意欲的に取り組めるような工夫をしている。
郷土愛を育て安心できる学校づくり
地域とのつながりが深く、取小応えんサポーターを中心に登下校の見守りや学習支えんなどで多くの人が協力してくれる同小。今年度はとくに取手を愛する子を育てたいと、地域の寺社や商店などを訪れたり、街の歴史を知る人から話を聞いたりするなどの体験活動から故郷の良さを感じ、深く学んでいきたいと考えている。 またアート作品にふれて自由に感想を述べる朝鑑賞も月に1回程度実施(じっし)する。正解のないアート作品を前に、自分の考えを伝え、友達の考えを聴(き)くことで、安心して表現し合えるクラスをつくり、豊かな表現力も育てていく。みんなが温かく見守り、応えんしてくれる同小で、子どもたちはどんなワクワクに出会えるか、ワクワクしながら学校生活を送っている。

