物知り博士
日本の野鳥/運動会と「トビ」

 わたしが小学生のときの秋の運動会でよく覚えていることがあります。雲ひとつない真っ青な空の高いところを、「ピーヒョロロロ~」と鳴きながら大きな鳥が何羽もくるくると飛んでいました。バードウォッチングをはじめるようになって、 […]

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日本の野鳥/黒いヘルメットの「アジサシ」

 ハトくらいの大きさの海鳥で、頭は黒いヘルメットをかぶったように見えます。アジサシは、北海道よりずっと北の島などで夏を過ごし、そこで子育てをします。秋になると日本の海岸に姿を見せ、しばらく過ごしてから、遠くはオーストラリ […]

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日本の野鳥/黒ずきんの「コジュリン」

 スズメくらいの大きさの小鳥。数が少ない絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)で、茨城県では利根川や霞ヶ浦のまわりの水辺に近い草原にすんでいます。子育てシーズンの初夏になると、オスの頭はずきんをかぶったように真っ黒になり、ヨシや […]

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日本の野鳥/ちがいがわかるかな?「ゴイサギの親子」

 5月から7月は、野鳥たちにとって子育ての季節。まちの中でも野山でも、親鳥たちがエサを運んだり、巣立ったばかりの幼鳥(ようちょう)を見かけることがよくありますね。田んぼや池などの水辺に行くと、ゴイサギの親子に出会うことが […]

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日本の野鳥/初夏の田んぼに「シラサギのむれ」

 田んぼは、ツバメやカルガモ、タマシギなどいろいろな鳥たちがエサをとったり、巣を作ったりする大切な環境(かんきょう)です。なかでもサギのなかまは、カエルやドジョウ、ザリガニ、トンボなどのエサをとるために、田んぼをよく利用 […]

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日本の野鳥/ヨシ原のタカ「チュウヒ」

 カラスよりひとまわり大きなタカの仲間です。タカというと、山おくの森にすんでいるイメージがあるかもしれませんが、チュウヒは水辺に広がるヨシ原や広い田んぼでくらしています。ヨシ原の上をひらひらと飛びまわりながら、草むらの中 […]

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日本の野鳥/美しい冬鳥「ヒレンジャク」

3月は、日本で冬を過ごしたわたり鳥たちが、シベリアやカムチャツカなどへ帰るために移動をはじめる季節です。それらのわたり鳥たちのなかで、とても人気があるのがこのヒレンジャク。ねぐせのような頭の羽、かぶき役者みたいな顔、そし […]

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日本の野鳥/冬にやってくるカラス「ミヤマガラス」

ミヤマガラスは冬になると朝鮮半島などから海をこえてやってくるわたり鳥です。ハシボソガラスによく似ていますが、頭の真ん中がへこんでいること、おとなのミヤマガラスはくちばしのつけねが白くなることから見分けることができます。広 […]

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