日本の野鳥/美しい冬鳥「ヒレンジャク」
3月は、日本で冬を過ごしたわたり鳥たちが、シベリアやカムチャツカなどへ帰るために移動をはじめる季節です。それらのわたり鳥たちのなかで、とても人気があるのがこのヒレンジャク。ねぐせのような頭の羽、かぶき役者みたいな顔、そし […]
日本の野鳥/冬にやってくるカラス「ミヤマガラス」
ミヤマガラスは冬になると朝鮮半島などから海をこえてやってくるわたり鳥です。ハシボソガラスによく似ていますが、頭の真ん中がへこんでいること、おとなのミヤマガラスはくちばしのつけねが白くなることから見分けることができます。広 […]
日本の野鳥/地味だけどきれいな「ハギマシコ」
スズメと同じくらいの大きさのアトリ科の鳥です。なまえの由来(ゆらい)は、おなかのピンク色のはん点がハギの花のように見えるからだそうです。夏はカムチャッカや千島列島で過ごし、冬になると日本へわたってきます。山の岩場や海岸の […]
日本の野鳥/黒字ではありません「クロジ」
スズメと同じくらいの大きさのホオジロ科の鳥です。クロジというなまえは、クロシトド(シトドはホオジロの仲間をさす言葉)からきています。おとなのオスは、全身が黒っぽい色をしています。数はそれほど多くありませんが、冬になると、 […]
日本の野鳥/なまえは鳴き声「ビンスイ」
スズメより少し大きく、おなかに黒くて太いすじがあるのが特ちょうです。「ビンズイ」とはちょっと変わったなまえですが、これは「ビンビン、ツィーツィー」という鳴き声からきています。春から夏にかけては高い山にすんでいて、寒くなる […]
日本の野鳥/これまた小さな「ミソサザイ」
前回ヒガラとならんで、日本ではもっとも小さな鳥のひとつで、全長は10センチほど、体重はおよそ9グラムです。からだ全体が「おみそ」のように茶色っぽいので、森の中で姿を見つけるのはなかなか大変です。深い山の小さな沢が流れてい […]
日本の野鳥/とっても小さな「ヒガラ」
キクイタダキとならんで、日本ではもっとも小さな鳥のひとつ。くちばしの先から尾羽(おばね)の先まで10センチほどしかありません。体重はカブトムシのオスと同じ8グラムくらい。ほっぺが白く、頭の羽が逆立っているのが特ちょうです […]
日本の野鳥/湿地にやって来る「タカブシギ」
シベリアで夏を過ごしたあと、インドネシアなど暖かい国へわたっていく途中(とちゅう)で日本に立ち寄ります。スズメよりひとまわり大きく、くちばしとあしが長め、こげ茶色のまだら模様が特ちょうです。霞ヶ浦のまわりにある田んぼやハ […]