水戸市/五軒小学校

小学生新聞

「心」「知」「活力」プロジェクトで夢に向かってチャレンジ

 水戸市の中心部に位置する水戸市立五軒小学校は、今年創立150周年をむかえる。水戸の歴史と共に歩んできた学校では、「偕楽園記」の暗唱など特色ある取り組みを行っている。地域との交流にも力を入れ、多くの人とふれあう時間を大切にしている。

三つのプロジェクトを推進中

 五軒小では「夢に向かってチャレンジする五軒健児の育成」という教育目標に向けて、三つのプロジェクトを推進している。

 「心」のプロジェクトでは進んであいさつができ、ありがとうが言える児童の育成のため、各学級ごとに目標を立て取り組んでいる。「知」のプロジェクトでは、主体的に学び、学び合いができる児童の育成を目標に、学習課題やふり返りの工夫、AIドリルの活用を図っている。「活力」のプロジェクトでは、自分に自信をもって進んで活動できる児童の育成を目指し、昨年度から「五軒ツイッター」で子どもたちの思いを発信。例えば「運動会でぜひ見てほしいところ」や、「150年前の五軒小学校と話ができたらどんなことを聞きたいか」などの問いに答えツイッターボックスに入れる。ベストツイッター賞も選ばれ、おたがいのよさに気付く発見の場にもなっている。

全校児童が偕楽園記を暗唱

 偕楽園記は徳川斉昭が偕楽園の設立趣旨(しゅし)を書いたもので、各学年が目標を設定し暗唱する。全学年分を暗唱できた児童は「偕楽園記マイスター」に認定。郷土愛を深めることが目的で、2月の「梅香径(うめかおるみち)」のイベントでは代表児童が水戸駅前広場で全文暗唱を行う。3月には偕楽園で、5年生が子ども梅大使として偕楽園記の発表をしている。1年生から、学年ごとに暗唱する量を増やし取り組むことがはげみになっている。

地域と共に歩んで150周年

 150周年の今年は、地域や保護者からなる150周年記念事業実行委員会を立ち上げ企画(きかく)中だ。偕楽園の梅を使った梅干し作りや、水戸ホーリーホックを招いての親子活動「五軒ハートフル」を予定している。部活動では吹奏楽部・合唱部による水戸漫遊(まんゆう)マラソンの応援(おうえん)や水戸芸術館でのサマーナイトコンサートなどに参加し、地域の人たちに喜ばれている。

 安田和人教頭は、「今年度は150周年の年、思い出に残る特別な1年にしたい。イベントも多く子どもたちが活やくする場も増えると思うので、いろいろなことに積極的にチャレンジしてほしい」と子どもたちへの期待を話していた。