昔の道具「消火弾」
これは今から80年くらい前に作られたと考えられる、火を消すための道具です。
とくに戦争で、町に火事が起きたときに使うことを考えてたくさん作られました。
消火弾はガラスびんの中に液体の薬品が入ってできています。
このガラスびんを火の中に投げこむと、びんが割れて中の液体がガスになり火を消します。
消火弾が入っていた箱には、せまい部屋の火事ならこれ一つで火を消せると書いてあります。
今とちがって、どんな薬品が入っているかなどは箱に書いてありませんでした。
青いところが薬品です | 箱「消火弾」と書いてあります |
協力/龍ケ崎市歴史民俗資料館