茨城県/茨城県教育委員会

茨城を知り、茨城を愛する心を育むいばらきっ子郷土検定
2013(平成25)年度から茨城県が独自に実施(じっし)している「いばらきっ子郷土検定」。楽しみながら茨城の歴史や文化、人物、自然、商工業、観光物産などを学び、茨城の良さを知って郷土を愛する心を育むことを目的に、県内の中学2年生を対象に行っている。2月には各市町村の代表が一堂に会して県大会が開催(かいさい)され、優勝を目指して熱いクイズバトルがくり広げられる。
つくば市立竹園東中が2度目の県大会優勝
2月7日(土)、ザ・ヒロサワ・シティ会館(水戸市千波町)で行われた「第13回いばらきっ子郷土検定県大会」。各市町村の代表44校と国・県・私立中学の代表1校が参加し、1チーム5人で茨城に関するクイズに挑んだ。早おしや記述問題、映像を見て答える問題など出題形式もさまざま。接戦が続く中、つくば市立竹園東中、河内町立かわち学園、県立日立第一高等学校附属中が決勝に進出。決勝戦では、鳥の鳴き声を聞いて県の鳥である「ひばり」を当てるクイズなどユニークな問題も出題され、参加者たちの頭を悩ませた。1ポイントを争う接戦を制し、見事優勝したのは竹園東中。同中は敗者復活戦から勝ち上がり、第3回大会に続いて2度目の優勝をかざった。
10人のメンバーで実践練習を重ねる
竹園東中のリーダーは「1回戦はとても緊張(きんちょう)したけれど、敗者復活戦で準決勝に進出できてからは気持ちを切りかえて楽しく取り組めた」と勝因を語った。同中では5人のサブメンバーを合わせた10人で、県大会に向けた学習に取り組んだ。市町村問題ではそれぞれ担当を決め、練習問題や過去問は何度もくり返し解いた。さらに社会科担当の先生が、独自に練習問題を作成。昼休みや放課後に対戦形式で実践(じっせん)練習を重ねた。課題としたのはとにかく「ボタンをおすこと」。緊張する本番でもせめる姿勢を忘れずにボタンをおすことを心がけ、準決勝、決勝と気分も上がって積極的に問題に挑めたという。
郷土検定で学んだことをふり返り「茨城の魅力(みりょく)に気づけた」「今まで行ったことがない地域にも行ってみたい」「視野が広がった」と生徒たち。先生は「あたえた問題に一生けん命取り組んでくれた。やる気で返してくれた」と生徒たちを称(たた)えた。
楽しく取り組める学びのある問題づくり
生涯学習課の社会教育主事は「検定問題をきっかけに茨城に興味関心をもち、さらに探究活動にも発展していってほしい」と大会の意義を語る。中学生の視点に立って学びのある問題づくりを心がけ、楽しく取り組めるよう工場見学の動画などの新しいタイプの問題も取り入れた。生徒たちが意欲的に取り組めるよう、さらに工夫を重ねて今年度も準備を進めている。

