守谷市/大井沢小学校

「地域とともに取り組む地域の一員として命を守る防災教育御所ケ丘中学校区全体で、「地域とともにある学校づくり」を目指す
守谷市立大井沢小学校は、学校運営協議会と連携(れんけい)しながらさまざまな活動に取り組んでいる。とくに防災教育に力を入れ、地域の防災訓練に子どもたちも積極的に参加するなど、地域全体で防災意識を高める取り組みを行っている。昨年度は防災ハンドブックも制作し、中学校区内の児童・生徒に配布した。
災害時に役立つ防災ハンドブック
防災ハンドブックには、危険な場所を示すハザードマップをはじめ、避難(ひなん)場所や防災倉庫の位置などが一目で分かるようにくわしく記されている。また地震(じしん)、火事、雷(かみなり)のときに取るべき行動や災害用伝言ダイヤルの使い方、安否確認など災害対応機能を備えたアプリなども記され、いざというときに手元に置いておくと安心な冊子として家庭でも役立っている。さらに、地区内の全世帯に「安否確認ボード」を配布するなど、学校と地域がひとつになって防災に取り組んでいる。
地域の人たちと地区の防災訓練に参加
4日(日)には西板戸井地区で防災訓練が行われ、地区の子どもたちも参加した。水消火器を使った消火訓練やバケツリレー、非常食であるアルファ米や作りたてのおにぎりを味わうたき出し訓練、防災クイズなどに挑戦(ちょうせん)し、子どもたちは体験を通して防災に関する知識を身につけた。
また25日(日)には、災害時に避難所となる同小の体育館で北守谷地区の防災訓練を実施(じっし)する。段ボールベッドを組み立てるなど、実際の避難所づくりを体験する予定で、「自分たちはどんな手助けができるか」を具体的に考えるよい機会になる。
自分の身を守り他の人も守れるように
学校では、5月8日(金)に地震を想定した避難訓練と引きわたし訓練を実施。地域の人も参加して避難の仕方を確認するとともに、災害時には地域の人たちが子どもたちを守ってくれることを再確認した。また11月18日(水)には、4年生を対象に専門の講師を招いて防災教育を行う。ワークショップ形式で、災害時にどう行動すべきかを考え、話し合う機会にする。さらに12月には全校児童を対象に自衛隊による防災訓練も予定している。身近なものを使った簡易担架(たんか)づくりや新聞紙スリッパなど、災害時にすぐに使える工夫や知識を教わり、災害クイズなどを通して防災知識を学ぶなど、実践(じっせん)的な内容を予定している。
校長は「子どもたちには自分の命を最優先に、命を守る行動を身につけてほしい。そして、自分の安全を確保した上で、地域の一員として自分に何ができるかを意識して行動できるようになってほしい」と期待をこめて話した。

